舞台 2025年3月7日 久しぶりの半歌仙会 先日、京大宝生会でおよそ10年ぶりに半歌仙会を開催しました。 曲目は、竹生島、箙、藤、松虫、紅葉狩、鶴亀、敦盛、草紙洗、鞍馬天狗、西王母、経政、胡蝶、雲雀山、船弁慶、加茂、羽衣、土蜘、高砂の順番としました。 鶴亀、鞍馬天狗、土蜘のみ完曲で謡い、他は舞囃子の謡いどころをベースに致しました。 結果、大体6時間くらいで終えることが出来ました。上手くやれば倍の時間がかかる歌仙会も1日でやり切れそうです。 […] 続きを読む
観能レポート 2025年2月22日 令和七年同明能 久々に能を観に行きました。メモを残しておきます。 翁 シテの調子が高くて祝言性が高く感じました。 高砂八段 八段の時は出端のカシラ数五・三と聞いたのですが、常の通りでした。ただし越あり。神舞の掛はヒトクサリ延びるタイプでした。 安宅延年之舞 万歳ましませ、などの句は入らず、瀧流と同じ形で延年掛、三段は左→後→前に飛ぶと聞いていましたが、左→右→前でした。掛け声は1回目に飛ぶ時だけと思っていましたが […] 続きを読む
地拍子 2025年2月15日 地拍子ヤの間2 乙形式(仮称)のヤの間も念の為、掲示します。 乙形式は宝生流(もしかしたら喜多流も?)の地拍子になります。 宝生流を習われている方は、地拍子に取り組む場合、甲乙の二通りの地拍子を打てるようになっておいた方が良いです。 書籍に拠って学ぶ場合は、ほとんど甲形式で記載されています。 ただし、実際の謡いは乙形式となることも多いです。 表8 地拍子 乙(宝生流) ヤの間 拍 本間 ヤの間 左手(○●) 右手 […] 続きを読む
京大宝生会 2025年2月14日 半歌仙会 歌仙会と称する謡会の形式は、三十六歌仙に因んで、一日に三十六番を謡う会です。 今般、三十六番謡う本格的な会はなかなか催されないようです。 ここに、半歌仙会は、歌仙会の半分である十八番を謡う会です。半歌仙会と区別し他場合に、歌仙会を本歌仙会と称することもあります。 いにしへ、京大宝生会で半歌仙会を催したこともありました。 半歌仙会は歌仙会の半分といっても、完曲で謡えば、一曲平均30分と概算しても9時 […] 続きを読む
日常 2025年1月30日 節分祭 毎年楽しみにしている吉田神社節分祭ですが、今年は1日、2日に屋台が出まして、3日は屋台が出ないそうです。 火炉祭は2日の予定です。天気は雨の予定みたいです。去年も雨でなかなか動きづらくて大変でした。 続きを読む