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ノート

 
やまだ
能の考察や、いつか役に立つかもしれないことを書きます。
  • 2024年1月26日

2024年の公演情報

出演予定の公演を随時更新致します。 2月9日七宝会  春日龍神 地謡 4月21日(日) 長野松本ジャポニスム 野守 源氏供養 他 4月27日(土) 七宝会 昭君 地謡 他 清経音取が出ます 5月18日(土) 興福寺薪能  鉄輪 地謡

  • 2023年9月14日

高砂

高砂の舞囃子の稽古を始めるにあたり、引かれている歌の整理 我見ても久しくなりぬ住之江の岸の姫松幾代経ぬらん伊勢物語117段 むかし、帝、住吉に行幸したまひけり むつましと君はしらなみみづがきの久しき世よりいはひそめてき大御神、現行し給て(上記の返歌に) 西の海やあをきが原の汐路より現れ出でし住吉の神続古今集 卜部兼直 松根に倚って腰を摩れば和漢朗詠集 橘在列 倚松根而摩腰 千年之翠満手 折梅花而挿 […]

  • 2023年9月13日

虎渓三笑

OB謡会の予習として三笑を稽古。虎渓三笑の故事をそのまま能にした曲です。 三人の年齢が気になったので、虎渓三笑をwikiで調べたところ、日本語ページはありませんでしたが、英語の解説はありました。それによると、、 buddist monk Huiyuan(334-416) 仏僧 慧遠禅師confucian poet Tao Yuanming(365-427) 儒家詩人 陶淵明 taoist Lu X […]

  • 2022年7月15日

翁式三番之事

つい先日まで笛の稽古は三番叟でした。また丁度、8月、9月と翁の舞台に接する機会があり、この機会に色々と翁や三番叟を調べています。 三番叟の笛の稽古では、野村万蔵師の「狂言の道」を読み返すと、型の説明や舞台の運びが一通り解説されていて、笛を吹く際のイメージの参考になりました。 改めて「狂言の道」を読み返すと、紙幅の都合、狂言風流という演出に関しては省略されていました。 三番叟の特殊演出らしいというの […]

  • 2022年6月9日

謡は財産!

最近は忙しさにかまけて、充分に能の稽古を出来ていないです(一応、本業は能ではないですからね)。 それでも、大体月1~2回ある舞台をこなせているのは、謡の経験値かなと思います。   経験値といっても、私の謡が上手いよという意味ではなく、単純にどれだけ暗譜の引き出しがあるか、ということですね。 舞台前の謡の暗記は、かつて覚えたものを思い出して仕上げるパターンと、全く知らない曲を一から覚えてい […]

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