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観能レポート

 
やまだ
舞台上の動きや三役に関するメモが多いです。稽古の参考に。
  • 2024年2月11日

令和六年二月七宝会

本年最初の七宝会は、春日龍神、源氏供養、狂言清水でした。 私は春日龍神の地謡を勤めさせて頂きました。 場所はお馴染みの枚方市総合文化芸術センター。 今回は金曜平日でしたが、次回4月27日の会からは、土日の公演となりますので、よりお運びしやすいかと存じます。 次回の七宝会は4月27日、清経音取(シテ、家元)、昭君(シテ、澤田先生)となります。 皆様是非お運びください!

  • 2020年10月28日

宝生会 秋の別会能、楊貴妃

楊貴妃自体が初見なのですが、謡本によると、玉簾の小書がつくと九華の帳を表現するために、作物宮の前と左右三方に胴箔の葛帯を十二本づつ下げる。とあります。本数も決まっているようですね。 いつも通り感想と言うよりは出来事の羅列ですがメモ。 楊貴妃 玉簾 流れとしては、、、 ワキは方士(仙術の使い手)であの世に行き来できる能力があり、楊貴妃の魂のありかを求めて蓬莱宮にたどり着きます。所の者(アイ)に楊貴妃 […]

  • 2020年10月28日

宝生会 秋の別会能、鶴亀

春に続いて別会を観に行きました。曲は鶴亀、楊貴妃、絃上ですがそれぞれ小書付き。いつも通り、気づいた点をメモ。 鶴亀 曲入 シテ:高橋亘 鶴:出雲路啓 亀:水上嘉ワキ:高井松男 ツレ:則久英志 野口琢弘アイ:野村万之丞笛:藤田貴寛小鼓:観世新九郎大鼓:佃良勝太鼓:徳田宗久地:小林与志郎 田崎隆三 登坂武雄 今井泰行 水上優(笛は一噌庸二師から藤田貴寛師に変更があったのではと思います) 狂言口開けです […]

  • 2020年8月11日

なら燈花会能

奈良にて、約半年ぶりに観能しました。 多方面でお世話になっております大鼓方の森山先生が翁の披キと伺い、参りました。会場は客席を半数に減じた上で、入場者記名、マスク着用などで対処されておりました。天気にも恵まれていたこともあり、客席の半分はしっかり埋まっているようでした。 翁のシテは山中雅志先生、以前大鼓新年会の二次会でご一緒させて頂きましたが、能に非常に造詣の深い先生で、今回の舞台も非常に充実した […]

  • 2020年3月23日

宝生流、春の別会能

予定が雲散霧消する今日この頃ですが、昨日は宝生流別会に行って参りました。 鷺 装束付には白綾、また白箔を着付けに着とありますが、着付けは淡黄蘗のようでした。完全な白色を遠慮しているのでしょうか。 ワキが活躍する曲で、子方も大変なのですが、主眼はやはり鷺の乱。笛は一噌。森田流では初段にヒシギがあるのですが、一噌では吹かないようでした。あるいは若鷺と老鷺の区別があるのかもしれません。 舞は実質四段で、 […]

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