- 2020年11月15日
大鼓の稽古、鮎之段1
先週の大鼓の稽古では、鮎之段を習いました。 鮎之段は宝生流には仕舞がありますが、、とはいえかなりマイナーな類の小謡で、滅多に謡わないです。 国栖の一小段で、前半の見どころの一つなっています。謡いは七クサリしかないので短いですが、短い故に囃子の稽古には適しているのでしょう。 手としてはコスカシラトメという手があります。 このトメはコスカシラから続いてヤドメになるという、あまり見たことのない納め方にな […]
先週の大鼓の稽古では、鮎之段を習いました。 鮎之段は宝生流には仕舞がありますが、、とはいえかなりマイナーな類の小謡で、滅多に謡わないです。 国栖の一小段で、前半の見どころの一つなっています。謡いは七クサリしかないので短いですが、短い故に囃子の稽古には適しているのでしょう。 手としてはコスカシラトメという手があります。 このトメはコスカシラから続いてヤドメになるという、あまり見たことのない納め方にな […]
前回の更新から、先週までで稽古が2回ありました。 稽古不足すぎてあまり書けることがないのですが。。。 1回目は三輪の再復習と同時並行だったため、楽と神楽が色々混ざってしまいました。 三輪は一応クリアできました。並行して、盤渉楽は三段前まで習いました。 似た様な節が多いのですが、少しづつ間が違ったりするので色々とこんがらがる感じです。 節はなんとなく法則みたいなものを見つけたので、唱えるだけであれば […]
楊貴妃自体が初見なのですが、謡本によると、玉簾の小書がつくと九華の帳を表現するために、作物宮の前と左右三方に胴箔の葛帯を十二本づつ下げる。とあります。本数も決まっているようですね。 いつも通り感想と言うよりは出来事の羅列ですがメモ。 楊貴妃 玉簾 流れとしては、、、 ワキは方士(仙術の使い手)であの世に行き来できる能力があり、楊貴妃の魂のありかを求めて蓬莱宮にたどり着きます。所の者(アイ)に楊貴妃 […]
春に続いて別会を観に行きました。曲は鶴亀、楊貴妃、絃上ですがそれぞれ小書付き。いつも通り、気づいた点をメモ。 鶴亀 曲入 シテ:高橋亘 鶴:出雲路啓 亀:水上嘉ワキ:高井松男 ツレ:則久英志 野口琢弘アイ:野村万之丞笛:藤田貴寛小鼓:観世新九郎大鼓:佃良勝太鼓:徳田宗久地:小林与志郎 田崎隆三 登坂武雄 今井泰行 水上優(笛は一噌庸二師から藤田貴寛師に変更があったのではと思います) 狂言口開けです […]