- 2021年3月3日
小鼓の稽古、枕之段1、鐘之段1、玉之段1
先月の小鼓の稽古は3曲同時並行でした。 枕之段は大鼓の扣(orキク)の前の(片)ツヅケを扣える点と、大鼓の扣の中で甲ツヅケとなる点を意識しておけば、カシラ組は本地に五カシラばかりなので手なりでなんとかなります。 「恥ずかしや、の部分だけ地ノカシラなので注意ですが、シマルので多少ボンヤリしててもなんとかなります。 鐘之段も概ね手なりでなんとかなります。「百八煩悩、は三トリとなりますので、五カシラを打 […]
先月の小鼓の稽古は3曲同時並行でした。 枕之段は大鼓の扣(orキク)の前の(片)ツヅケを扣える点と、大鼓の扣の中で甲ツヅケとなる点を意識しておけば、カシラ組は本地に五カシラばかりなので手なりでなんとかなります。 「恥ずかしや、の部分だけ地ノカシラなので注意ですが、シマルので多少ボンヤリしててもなんとかなります。 鐘之段も概ね手なりでなんとかなります。「百八煩悩、は三トリとなりますので、五カシラを打 […]
暫く更新しない間に、盤渉楽が終わりました。 大変苦戦しましたが、とても面白い曲でした。いずれ舞囃子でも舞ってみたいですね。 次の稽古曲は真序之舞になりました。老松を想定して、打込頭を聞いてから掛かるバージョンで稽古しています。 打込の中から掛かる場合は、草の真序之舞と言ったりして雨月などに用いる様です。 この辺の蘊蓄は千野の摘草を読むと色々主張があって面白いです。 真序之舞の序は、ウケ走リ合頭の繰 […]
久方ぶりの更新ですが、澤風会の申し合わせは、無事?終わりました。色々と注意の必要な箇所が分かりました。 もともと懸念していたのは、舞い始めに露を取るときにバタバタしがちなことと、楽の四段のスミトリまでが若干忙しないことですが、申し合わせでは特に問題なかったです。 逆に実際の舞台を踏んで見えてきたこともありました。 ワキ、ワキヅレ、子方と舞台に座っているので、地謡座側に攻めすぎるとぶつかってしまうの […]
先週は引き続き盤渉楽と高砂の稽古でした。 盤渉楽は一歩進んで二歩下がる曲でして、、、かなり停滞しています。 三段のミステイクが少なくなったのは進歩です。 盤渉楽はかなり集中力の必要な曲で、雰囲気で吹いていると色々なフレーズが渾然一体となってしまいますので、吹きながら今は二段の地ノ手だからこの唱歌、というように考えながら吹かないといけません。 自ずと吹けるようになるのを目標に修行です。 高砂は、神舞 […]