笛の稽古、神楽6

今週は笛の稽古でした。

前回はダメダメな神楽でしたが、今回は比較的稽古の成果を発揮できた気がします(自画自賛)。

今回は観世の絵馬でした。直った後に神舞の位になるというのは、宝生流の舞台では見かけないので、イメージトレーニングのためyoutubeを漁っていたら喜多流の絵馬があり、勉強になりました。位は急の急と言った感じで、大体観世と近しいと思われました。

当日の稽古では、純神楽部分は概ね大過なかったのですが、神舞部分がかなりカスレていました。位が早くなると、焦って息が浅くなるのだと思います。息の吸い込みが甘いというよりも、息を吐ききれていない、という感じです。

一応、次の稽古で神楽は終わりとなり、神楽の総決算として三輪を通して稽古の予定です。

また、次回から盤渉楽に入ります。今回は掛の大小前サシあたりから二段を取るまでの唱歌と指を習いました。唱歌はまるで知らないので、良いチャレンジになりそうです。フレーズ的には、楽よりも神楽に近い雰囲気もあります。

自主稽古をしていて気づいたのですが、初段ヲロシが思っているよりも一鎖早いです。序之舞の初段の寸法に近いと言いますか。

初段ヲロシは高刻ハネなのですが、黄渉楽のようにハネの納める撥でツ-チョンではなく、ハネの前にツ-チョンが来るようなシメ方をします。唱歌に慣れて来たら、大小の手も調べてみようと思います。

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