笛の稽古、羽衣1

気が付いたら久々の更新でした。

お盆休みに笛の初舞台があり、船弁慶前を出させて頂きました。関係者の皆様には大変お世話になりました。舞台は稽古よりも息が浅くなり聞き苦しい笛となってしまいましたが、汗で歌口がずれる場合の解決方法や、息継ぎのコツなどを発見できたのは僥倖でした。
自分の中で課題に設定していた、間を外さないこと、留ノ高音を合頭まで引くこと、という2つのミッションは達成できたので、その点は良し。

さて、先週は1カ月ぶりに笛の稽古があり、羽衣サシ~キリを習いました。羽衣は澤風会の稽古で吹くために突発的に習えることになりました。澤風会ではお囃子を習っている方が近年増えてきたので、この度、能羽衣を出される会員の稽古に合わせて、有志で能地をあしらうことになったのです。笛にお声がけ頂けたのは大変ありがたいです。

して、稽古としては、サシのあしらいは初めてなので、なんだか苦戦しましたが、大小のサシ打切とのハメ合いが分かったので、後は経験値だと思われました。序之舞は工夫が多い曲なので、吹き甲斐があると再認識しました。序の間配りも、前回習ったときよりは巧くなった気がします。

次の稽古では、安宅を習うことになりました。安宅は翌年の稽古会で出す予定です。時期は遠いですが、そろそろ稽古は合わせていきたいので、早めに習わせて頂くことになりました。久々の男舞です。

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