謡の稽古、花筐1、花筐2

ここ2ヶ月ほどの澤田先生の稽古はオンラインでの謡いの稽古がメインでした。

Webミーティングを利用して一度に複数人で鸚鵡返しをするのですが、全員が一斉に声を出すとタイムラグの影響で混沌と化すため、参加者の一人が代表で澤田師と鸚鵡返しを行い、他の参加者はミュートで音声を受信するという方式で稽古しております。代表者は、キリの良いところで順次ローテーションです。

私は6月に入ってからようやく稽古に参加するといった具合で、ちょっと稽古をサボり気味だったのですが、直近2回の若手OBOG稽古を受けることができました。

課題曲は花筐で、我々の様な若輩者が習うのは本来であれば、曲に対しても失礼なのですが、ちょっと変則的な稽古ということもあり、背伸びした曲を習えることになりました。

1回目の稽古で狂いの前ほどまで稽古し、2回目の稽古でクセが終わりました。

習ってから気づきましたが、このシテは基本的には三番目の位で進行することが多く、狂女の位になるのは狂い前後のようです。ここまで稽古を受けた印象では、見せかけの狂いで衆目を集め、季夫人の曲舞で落しにかかる、したたかな女性といった印象です。

謡い方については、クセが大物でした。謡い方が色々とありますし、地拍子もやっかいです。また節を柔らかく謡うためのパワーも必要です。

まだまだ及ばない曲ですが、折角習うことができたのですから、大切に復習致します。

次回はキリまで稽古して、次の曲に入ります。

7月からは稽古場も再開される予定ですので、鈍った仕舞も叩き上げたいです(‘ヮ’)b

本日は笛の自主稽古も充分に出来ました!

これから、浜松の能楽愛好会の稽古に行って参ります〜

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