笛の稽古、下リ端1、神楽1

月曜は久々の稽古でした(‘ヮ’)b

この2カ月ほどは、先生に動画を送って頂き、それを真似た動画を先生にお送りする、という形態で稽古しておりました。
前回の稽古で習った下リ端の他に、神楽の稽古動画も送って頂いたのですが、ラアラアのユリの譜に新しい技法があり、自主稽古では、いま一つピンと来ていませんでした。

まず下リ端は、打出と段のカシラに当たる「ヒュヤー」の感覚がなんとなくつかめました。
トメの丁丁は、カシラの後に残ると「老いせぬや」などの渡拍子謡に被るので、カシラいっぱいで終えること。

「ヒュヤー」では指を打つのですが、(狭義の)指を打つとは、半拍の中で、指孔を塞いでいる指を外し、再び指孔を塞ぐ動作のことです。指孔視点では「閉」→「開」→「閉」です。

指視点では、指を上下に動かすストロークとなるため、「打つ」と呼んでいるのだと思います。

動作を大別すると、(1)指を振り上げる(大袈裟ですが)、(2)指を振り下ろす、に分かれるかと思います。

私はこれまで意識せず、両者の所要時間を均等に割り振っていましたが、前掲の「ヒュヤー」は、振り上げるのをサラリと済ませて、落ち着いて振り下ろす、という意識だと上手く吹けました。唱歌では「ヒュヤー」ですが、上手く吹けると「ヒュイ、ヤー」のようになります。

上げる速度に合わせて下ろす動作も早くするとコケてしまいますし、落ち着いて下ろさんがために、上げるのまで遅いと、打楽器にとっては重く聞こえるようです。面白い気づきでした。

神楽では新たに、「半開け?」の指を習いました。

ここに「半」とは、50%や半分ではなく、「開」でも「閉」でもないという感じです。こういうどちら付かずな現象には綾があって、上手と下手とが分かれる印象です。苦労しそうです。

神楽の初段〜三段の動画を撮らせて頂いたので、よくよく研究します。

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