先日は西宮の能舞台で稽古できました。西宮駅で降りるのは10年ぶりくらい?
鶴亀の流れとしては、真来序で登場し、橋掛かり歩み、舞台入ってコスミ辺で大小前向いて頭、大小前到着して屋臺に上り、床几に掛けて留の手、「それ青陽の~、しばらく何もなくて、「帝も御感の、で袖の露を取り、立って屋臺降り、3足シカケヒラキして楽以下ほとんど舞囃子通り。
以下、澤田師や先輩からご指摘いただいた点ですが、、、
露を離しながら足を掛ける場合は、露の処理が先。手が先行するというルールを遵守。
楽二段前の打込はヒヒャウラウラウルイヨのイヨで団扇返シ、三段前の打込はヒヒャウルロロフロタルラのタで団扇返シ、どちらも四拍子前に同じタイミングで団扇を返すと覚えておけば良さそうです。
楽二段と四段で右袖を返すときは、勢いよく。狩衣の袖は結構重い。
楽二段で地謡座前で拍子踏んだ後、袖を払うときに、ワキヅレに掛からないように、スミを振り返ってから払う。
楽三段で常座に戻るときは四足でムラツケ。
全体に、ワキ座~笛座にかけてワキ、ツレ、子方、がいることを意識して舞う。大小前には屋臺もあるので舞台は狭い。
ヒラキが外に開くクセが付いているので、矯正する。フミトメも左右のバランスが悪くなることが多いので気を付ける。
年明けの稽古でリベンジします!
他の社中の稽古では、小督の能がありました。よく謡っている曲ですが、実は能を観たことがないので、そんな型があったのか、と色々発見がありました。
他にも、とある舞台に向けて船弁慶の地謡の稽古を受けていたのですが、、、コロナで舞台が中止となってしまいました。残念。