• 2021年12月16日

笛の稽古、猩々乱 1

先週は乱(みだれ)の稽古がありました。 久々に、唱歌を覚えるのに大苦戦。 八拍の規矩に覊束されないニュアンスが多い点、シンコペーションが多くてこんがらがる点、緩急が激しい点などなどが原因。 乱の構造は(1)破掛、(2)掛リノ手、(3)短ノ手、(4)長ノ手、(5)半ノ段、(6)直リノ段、(7)ヤリヤリノ段、の組み合わせになります。 流儀ごとに寸法が違いますが、稽古の方便として、コンパクトに(1)(2 […]

  • 2021年11月28日

笛の稽古、石橋5

先週は獅子十二段(正式には師資十二段之式?)の稽古でした。 獅子は(1)掛、(2)地、(3)小返シ、(4)甲ノ手、(5)呂ノ手、(6)大返シ、(7)トメ、の7種類のパラフレーズの組み合わせで成立しています。 一番シンプルなのは(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)の順番に演奏する七段の獅子。 この七段形式を並ビと呼んでいます。 流儀によってあるいは演出によって、並ビを基本として変形させます。 […]

  • 2021年4月12日

大鼓の稽古、羽衣クセ1

能く知っている曲は物覚えも宜しいですね。 羽衣は謡っても好い曲ですが、打っても楽しいですね。 観世流大鼓の羽衣は、コストリという手があります。 トリ地にコスを打つので、丁度刻返シのような感じになります。比較的珍しい気がします。 石井流では返という手を、例えば雲雀山「衣更へ憂き、などに打ちますが、この手は形としては観世流のコストリと同様です。 おそらくですが、トリ地の多い場面やツ、チョン系の手が並ぶ […]

  • 2021年4月10日

笛の稽古、真序之舞3、4、5、高砂7、8、9

1カ月分まとめてですが、、、 長かった真序之舞はなんとかクリアできました。 鬼門は序の最初の一クサリで、単純に息が続かないのが苦しいです。 以下、アシライは大いに容赦頂きました、、、玄人の音源を聴くと気が遠くなるような間合いです。 いづれ相見えた節には、もう少し深く吹きたいです。 稽古では。老松を想定して、観世と下掛の寸法を習いました。 老松は謡カケで、観世下掛はホウホウヒで太鼓上つて、リートヒュ […]

  • 2021年3月26日

舞囃子の稽古、桜川1

先週末は、桜川の舞囃子を稽古しました。 4月に、松本の邦楽イベントで舞う予定です。 クセは10年前に習ったはずですが、当時は稽古熱心ではなかったようで、全く覚えていません (反省)。 網之段は初めて習いましたが、3か所ほど難しいところがありました。 「三吉野の、で後ヲサシの一連の動作と、「掬い集め、で一ツ掬ウ型の前後、他に心持として「これは木々の花、あたり。 来月の稽古までに身体に叩き込まなくては […]

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