大鼓の稽古、枕之段2、駒之段1

今月の稽古も稽古場の時間ぎりぎりで飛び込むことができました(汗)

枕之段は前回ご指導頂いた、下の句を運ぶ点を意識しましたが、録音を聴くとまだ並んでいる感じです。他、扣の掛け声の使い分け、ヤドメ、など前回よりも多少進歩したと思います。

駒之段も一通り打たせて頂きました。刻カケでカカル部分は掛け声を意識すると良いそうです。こちらも録音を聞くと確かに運べていないですね。

間の手の類で、ヤ声をどう引くか、折るかは色々とテクニックがありそうです。

次は引き続き駒之段の復習と、富士太鼓になりました。富士太鼓は早速取り掛かり、大体覚えました。

宝生と観世で詞章が違う点はいくつかありますが大勢に影響はありません。

意外に厄介なのは「太平楽を打たうよ、の下の句。手附は観世詞章だからか、手附で浚った後に、宝生の謡で打とうとすると、拍がずれてしまいます。半コミ本コミの差なのですが、上手く対応できていないです。

能を稽古していると、たまに何でもなさそうなところでハマることがありますが、「太平楽を打たうよ、は私にとって鬼門の様です。

次の稽古は年明けになりそうです。

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