• 2017年9月14日

橋弁慶のカシラ越イッセイ

 10月1日に京都の大江能楽堂で、師匠の社中会があります。私は橋弁慶の舞囃子を出させて頂くことになりました。  橋弁慶の舞囃子は本来、宝生流にはないのですが、近年作られた?そうです。「既に夜を待つ時も来て~「呆れ果ててぞ・・・が寸法になります。  師匠には、橋弁慶のイッセイ(カシラ越)が好きなので、イッセイの前からできないか相談したのですが、イッセイを入れるには能を出すしかないとの事でした。  カ […]

  • 2017年5月29日

東北

 和泉式部が主人公の曲と言えば、東北と誓願寺です。東北は私でも習える曲なので、よく稽古をしましたが、改めて調べてみると、色々と知らない事がありました。  驚いたのは、東北院は都の東北にある事が由来ではなく、法成寺の東北にある事が由来だという事。これはクセの冒頭がミスリードですね(言い訳)!

  • 2017年5月22日

鉄輪の研究2

 若手OB自主稽古で活用するため、鉄輪の詞章に出てくる字義を調べました。  斜脚が春雨であることは発見でした。斜めに降る雨を指しているのですねね、なるほど。  三十番神は一日毎に神様が持ち回るようですが、現代だと三十一日がある月があるので、もしかしたら三十一日は神が不在なのかも知れませんね。

  • 2017年5月18日

鉄輪の研究

 鉄輪、てつわではなく、かなわと呼びます。  頭に鉄輪を載せて丑の刻参りをする女性のお話です。  彼女は浮気する夫を恨んで呪いをかけるのですが、陰陽師安倍晴明によって逆に負かされてしまいます。  次の発表会での課題曲が鉄輪に決まりましたので、OB稽古会では鉄輪の研究も報告できればと思います。

  • 2017年5月17日

能楽研究会 続き

 研究会で使用するスライドだけでは、実技の習得が不完全であろうと考え、動画作成も検討しています。  アイデアはあるのですが、実際に撮影するには現役の能楽部部員の協力が必要となりそうです。  また、動画編集やスライド作成のためにPCも新調致しました。届くのは来週です。今よりも快適になる事を期待します。

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