• 2017年11月8日

地拍子 本地2

地拍子を理解する実際的なメリットは、平ノリの構造を把握できる事にあります。 (厳密には大ノリ、中ノリと言った拍子に合う謡いは一通り把握できます。小哥拍子、渡拍子も把握できます。) 地拍子を勉強すれば色んな曲を理解できるので、まずは最も単純な本地を理解する事から始めます。 先日の動画では、一通りの打ち方を示しましたが、本地を打てると標準的な七五調の謡いを打てるようになります。 以下の動画をご覧くださ […]

  • 2017年11月6日

地拍子 本地1

暫く投稿に間が空いたので、本日はもう1つ記事を投稿致します。 多くの方より自習的に地拍子を稽古するための資料が欲しいと言う要望があり、試みの一つとして、地拍子稽古用の動画を撮影しました。内輪でのみ共有しようかとも思いましたが、折角なので地拍子稽古に興味のある方の役に立てればと思い、投稿致します。 素人の打ち様ですので、お叱りはあろうかと思いますが、ご斟酌賜りたく存じます。 まず、地拍子の基本である […]

  • 2017年11月6日

箙 名将の古跡の花

 週末は、関西に稽古に行きました。ついでに生田神社に行って詣りました。生田神社は実家の近くなので、馴染みのスポットです。この日は、七五三で賑わっておりました。  生田神社は箙のシテ、梶原源太景季が旗印に手折った梅の木のあった場所です。また、神社の北側には生田の森もあります。ちなみに生田川は生田神社から相当遠いです。昔は生田の森が大きくて、生田川が隣接していたのかも知れません。  箙は大学4年の頃に […]

  • 2017年11月1日

謡本の背表紙

 そろそろ、投稿のネタが尽きて来ました。  謡本の背表紙はタイトルがないので、本棚に収納すると、目的の本を見つけるのが難しいですよね。  私も今までに、自作のラベルを貼り付けたり、色違いのフォルダに入れたり、色々な方法で区別にトライして来ましたが、自信作?を紹介します。  一見、何の変哲も無い歌占ですが…  背表紙が千代紙でした。これで一目瞭然です!

  • 2017年10月31日

鞍馬天狗 明けなば寺へのぼるべし

 昨日の記事と時間的に前後が逆になりましたが、貴船神社に向かう前に鞍馬寺にも登りました。  貴船神社から歩いて行けない事もないのでついでに、また夏に太鼓の発表会で鞍馬天狗を打つ事になっていたので、その願掛けも兼ねて訪れました。  昼間に意気揚々と叡山出町柳駅を発ち、鞍馬寺の駅を降りると、大天狗(物理的に)がお出迎え。天狗の山に来た感がしますね。  ちなみに駅には月岡芳年の絵がいくつか展示されており […]

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