• 2020年8月11日

なら燈花会能

奈良にて、約半年ぶりに観能しました。 多方面でお世話になっております大鼓方の森山先生が翁の披キと伺い、参りました。会場は客席を半数に減じた上で、入場者記名、マスク着用などで対処されておりました。天気にも恵まれていたこともあり、客席の半分はしっかり埋まっているようでした。 翁のシテは山中雅志先生、以前大鼓新年会の二次会でご一緒させて頂きましたが、能に非常に造詣の深い先生で、今回の舞台も非常に充実した […]

  • 2020年8月6日

笛の稽古、神楽3、4

7月の笛の稽古では、神楽調べと序を習いました。 神楽調べは、神楽に前置されるコイ合部分のアシライのようです。 三輪だと「これぞ神楽の、始めなる、のようです。龍田だと、「振り上げて、声澄むや、でしょうか? 寸法としては、一置中頭の天天に続く小鼓△を聞いて呂の吹き出し、次クサリの大鼓ヤ声あたりで丁丁を吹き納めるようです。 神楽調べの後は、一旦笛を下ろして神楽に備えれば良いそうですが、三輪のように打出か […]

  • 2020年7月25日

仕舞の稽古、野守1、能の稽古、鶴亀1

昨日は、5ヶ月ぶりに舞の稽古を受けました@京都(小声)。コロナ対策として、30分交代制でしたので、他のお弟子さんにお会いできなかったのは残念でしたが。。 久しく舞っていないので、リハビリを兼ねて激しめの曲の中から、野守を選択しました。 扇を二本使う曲はいくつかあり、大抵は剣と盾として用いますが、野守では鏡と打杖(うちづえ)として用います。 打杖の扱いには特殊な型はありませんが、鏡の持ち方、抱え方は […]

  • 2020年6月24日

笛の稽古、神楽2

本日は神楽の2回目の稽古。 前回、三段オロシまでの動画を撮らせて頂きましたが、自主稽古では二段以降に苦戦。 そこで本日は二段前までの通しと、指付を見ながら三段オロシまでを稽古して頂きました。 色々と間が悪いのと、指に慣れていなので多くの問題がありました。 1、ヒャイツ前のラアラアで浮き気味なので、サッパリと吹く。 2、前句を受けてのヒュイは、繋げて吹けるなら頑張ってみる。 3、地のオヒャーラーリー […]

  • 2020年6月23日

紹介、日本髪大全

田中圭子 2016 『日本髪大全』 誠文堂新光社 能から離れますが。 この本は日本髪の通史、髪に関わる文化と伝統、髪に携わる職人と工芸品、などを丁寧に取材しており、写真も豊富で解説も詳細、と正に大全に相応しい内容です。 通史としては、古墳時代の美豆良(角髪)から始まり平安室町の垂髪、白拍子、江戸後期の島田髷、大正ロマン溢れるマガレイトなどなど、豊富な図説で紹介されています。 日本髪を時系列で俯瞰す […]

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