令和元年、冬の関西宝連

先週末は関西宝連を観に行きました、冬の関西宝連に行くのは5年ぶりです。。
大物をメインで感想を。今回は学生能が目玉のようでした。

能加茂
前シテ、前ツレは謡い出しの囃子の手を良く勉強しており関心。また、役、地ともにロンギをしっかり謡えていたのも好印象。後シテ、後ツレは声量があり、気合充分でした。謡は前後とも句読点でコケ勝ちだったので、落ち着いて謡えるようになると尚良いと思います、来年の舞台に期待。全体に熱量あり、見所も盛り上がる良い舞台でした。

舞囃子藤
序之舞ものは学生には高難度だと思いますが、シテはしっかり位を持って舞っておりました。シテ、地謡共に大過なく、感服。

連吟杜若
想定していたよりも一回り程度範囲が長くて驚きました。場面場面の位の把握はお美事、、平ノリを面白く謡うのが課題です。

独吟葵上
無本の独吟は非常に緊張すると思いますが、果敢に挑戦していました。抑揚緩急を意識して謡っており、良く稽古されていたと思います。

卒業仕舞、卒業連吟
皆さん、良く稽古されていました。卒業おめでとうございます。

終わってみると、番組の小ささ(A4)に対して、あり得ないくらいボリュームのある会でした。みなさまお疲れ様でした。

その他、澤田先生と年明けの某イベントの打合せなどをしました。草紙洗を舞うことになりましたので、仕舞を稽古せねば、、前に習ったのは9年前ですね。。

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