令和元年松本澤風会

週末は松本で舞台があり、何番か地謡に参加させて頂きました。今年も会の前日に有志で舞囃子の稽古が出来ました。前日の稽古でお世話になった皆様、ありがとうございました。

当日の舞台に関しては、この1年で松本のメンバーは新たに6名も増え、初舞台となる仕舞と連吟はとても立派でした。

個人的な振り返りとしては、絵馬は出番の直前に、急遽代打でワキが当たり、準備できていなかったので色々と上手くいかない所がありました。番組に載っている連吟は、出番がなくとも浚っておくべきですね。

また最近は、調子を高く謡う研究をしており、玉葛の独調でも気持ち調子を高くとりましたが、腹の力がまだまだ足りていないと感じました。音域としてはもう一つ高いところでも謡えるようになると巾が拡がりそうです。長期的な課題としたいです。

仕舞は、座敷で舞う場合、壁際まで攻めてしまうと、扇が干渉するという問題があり、気をつけていたのですが、最後の大左右はそれでも攻めすぎたようで、干渉してしまいました。また着付けの乱れを直しきれなかったのは宜しくなかったです。

他には、京大からは現役が2名参加し、堂々と舞ってくれました。地謡にも積極的に参加しており、勉強になったと思います。今春から栃木の大学に転学した現役も、松虫の皷をはじめ地謡でも活躍してくれました。


二日目は、有志で挙って松本の新メンバーご夫妻のお宅にお邪魔させて頂きました。北アルプスを一望できる風光明媚なお宅でした。

奥様お手製の味噌パンや、野沢菜漬けや奈良漬けなどなど御馳走をたらふく頂いてしまいました。お宅を建てるにあたってご主人自らチェーンソーを振って山開きした武勇伝など、色々と盛りあがりました。

帰りに美味しい蕎麦屋さんや大雪渓の蔵なども巡り、充実した2日間でした。

会員の皆様、2日間ありがとうございました!

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