• 2019年4月22日

頭の中で舞う

週末は近所の河原で、これまでに習った笛を一通り浚いました。 一人で稽古する場合、地を何巡吹いているのかが分からないという問題があります。 私の場合は、頭の中でシテの位置を想像しながら吹かないと、寸法が分からないです。 早舞は中と干中が同じなので、ますます頭の中でシテに舞ってもらわないと困ります。 会釈がある場合は簡単で、例えば自分で太鼓(金春流)を会釈いながら唱歌を唱えている場合は、掛は短地を打ち […]

  • 2019年4月20日

「西洋の自死」

ダグラス・マレーの「西洋の自死」の最終章だけ読んでいなかったので、読了。たまには、能に関係のない話。。 著者は「現代の経済国家が大量移民を防止することは可能であること、またそれが「不可避」なプロセスではないことを日本は示した。」と過大評価していますが、本書刊行後に出入国管理法が改正されたことには呆れたのではないでしょうか。 他国の文化よりも自国の文化の方が好ましいという態度が、最も穏健な解釈でも時 […]

  • 2019年4月14日

無我の境地

笛のトメの見計いが苦手なため、今日はそれを克服するために、自主稽古しました。例えば早笛ですと、自分で太鼓を会釈いながら唱歌を唱える場合には失敗しないのですが、実際に笛を吹いていると、太鼓が上ガったのを聞いて「次に打カケ、打込が来るから〜」などとごちゃごちゃ考えて失敗します。 ごちゃごちゃ考えて失敗するならば、解決策としては(1)何も考えずに吹く。(2)ごちゃごちゃ考えても吹けるようになる。 (1) […]

  • 2019年4月13日

奥義録朱入れ

今日は森田流奥義録に早舞の指付を朱入れしました。唱歌を覚えるのは問題なく。指もスムーズに動くようになってきました。やはり三を打つのは難しいです。盤渉調になってから、中か六か分からなくなる失敗が多いですね。明日は天気が良ければ近所の川で稽古しようと思います。 また、今年の澤風会稽古会で、羽衣の舞囃子を吹くことになるかも知れないという速報あり。そもそも習えるかという問題、、師匠にお許しを頂けるように稽 […]

  • 2019年4月11日

笛の稽古、鞨鼓2

笛の稽古、鞨鼓2回目でした。 稽古ではいつも一通り吹いて、ご指摘頂いた点を踏まえてもう一通り吹くという流れです。まず一通り目は私にしては大過なく。次に、自然居士を想定した鞨鼓がかりで稽古。音が出ず、焦って運指を間違えました。その他、東岸居士は破掛かりのあと、地は直ぐに干に上がるとのこと。この辺りは奥義録にもしっかり書いてありますね。 次の稽古は早舞になりました。運指がとても面白いですね。三を打つの […]

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