• 2019年5月3日

うちとまうで

本日は、伊勢神宮に初参詣いたしました。 外宮、内宮ともに改元に合わせた参詣客が多い印象でした。 朝4時半頃に出発し、午前9時頃には外宮に到着しました。 立派な松や杉の木が多く、長い歴史を感じました。 実際に訪って初めて、伊勢神宮が森厳な神域であると理解できました。 社に関わりはないですが、亀石という石がありました。 左側が顔と両手、真ん中が甲羅です。顔が可愛いです。 その後、内宮に移動し、こちらも […]

  • 2019年5月2日

令和改元を寿ぐ会

昨日、京大宝生会有志にて、令和改元を寿ぐ会を致しました。 10時に京都某所に参会し、謡い始めました。 当初、最大で四名の参加でしたが、現役部員が駆けつけて呉れたおかげで、途中抜けを含め八名で開催しました。 舞台のメモを記しておきます。 老松 10:33〜11:00 シテ:OG3年目 ワキ:4回生 ツレ:3回生 地頭:やまだ 地 :OB6年目(途中参加) クセとキリの一部の拍子当たりが難解なので、事 […]

  • 2019年4月26日

嘉辰令月とは此の時を云ふぞ目出度き

明日から10連休です。旧友に会ったり、稽古したり、旅行したりと色々考えています。 また5月1日に、令和改元を寿ぐ謡会を京都某所で企画しています。 令和は萬葉集梅花に由来とのことで、梅、和歌、聖代をテーマに、下記の5曲を設定しました。 1.老松 [梅][聖代] 2.箙 [梅] 3.草紙洗 [和歌][聖代] 4.巻絹 [梅][和歌] 5.国栖(後場) [聖代] 参加希望者からは、仕舞を舞うなどの案もあ […]

  • 2019年4月25日

舎利 仏舎利を拝するこの寺ぞ貴とかりける

三月の舞台で、京大若手OBOGで舎利の連吟を出しました。舞台に先立ち、二月に有志で泉涌寺に参拝したので、振り返りつつメモします。 泉涌寺(せんにゅうじ)は天皇家の菩提寺でしたので御寺(みてら)とも呼ばれます。舎利の謡本にもあるように十六羅漢図や、舎利殿があります。今回、今上陛下御在位三十年を記念し、舎利殿を拝することができたのは僥倖でした。 舎利殿には仏陀の犬歯が納められており、これを牙舎利(げし […]

  • 2019年4月23日

桑弧蓬矢

桑弧蓬矢(ソウコホウシ)という言葉があります。男子の誕生に雄飛を願い、桑の弓で四方に蓬の矢を放った故事によるものです。 この言葉は、弓八幡の初同「桑の弓、取るや蓬の八幡山」を知っていればすぐに覚えられます。「桑の弓」が桑弧ですね。蓬矢はどこにあるかというと、「蓬の八幡山」に「蓬の矢」が掛かっています。 弓矢系の掛詞の類は、能に頻出です。身近な道具であったことが偲ばれます。 例えば七騎落の「忠勤の道 […]

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