- 2021年4月12日
大鼓の稽古、羽衣クセ1
能く知っている曲は物覚えも宜しいですね。 羽衣は謡っても好い曲ですが、打っても楽しいですね。 観世流大鼓の羽衣は、コストリという手があります。 トリ地にコスを打つので、丁度刻返シのような感じになります。比較的珍しい気がします。 石井流では返という手を、例えば雲雀山「衣更へ憂き、などに打ちますが、この手は形としては観世流のコストリと同様です。 おそらくですが、トリ地の多い場面やツ、チョン系の手が並ぶ […]
能く知っている曲は物覚えも宜しいですね。 羽衣は謡っても好い曲ですが、打っても楽しいですね。 観世流大鼓の羽衣は、コストリという手があります。 トリ地にコスを打つので、丁度刻返シのような感じになります。比較的珍しい気がします。 石井流では返という手を、例えば雲雀山「衣更へ憂き、などに打ちますが、この手は形としては観世流のコストリと同様です。 おそらくですが、トリ地の多い場面やツ、チョン系の手が並ぶ […]
澤風会でいつもお世話になっております、住駒充彦先生の小鼓の稽古場に今月から通わせて頂くことになりました。一時期、松本稽古場で稽古をつけて頂いておりましたが、私が暫く松本稽古場に行けていない状況にあり、新宿某所の稽古場にて再開させて頂くことにしました。 今回は羽衣クセを習いました。 家でペシペシするのと、実際に道具を使うのでは全く違いまして、小鼓は結構重く、左腕が辛いですね。。。そう言えば笛の稽古も […]
今回の澤風会のメインであった能羽衣は澤風会員の嘱託披露でした!いつも端正な舞を舞われる方で、羽衣は非常に品のある舞台でした。ワキの一声から始まり、ほぼ省略なしでしたので、シテは体力・気力勝負だったと思います。 演能としては、呼びかけの位もばっちりで見所の集中力がぐっと高まりました。初同にて落胆するシテのシヲリも実に儚げで、下ノ詠~二同は省略したものの、却って快い緊張感を保ったまま、続くワキとの問答 […]
先週は澤風会の稽古があり、大阪枚方の福祉センターを借りて稽古しました。 到着してすぐ、羽衣囃子方チームと合流して、上羽あたりからキリまでを稽古しました。お囃子は金春流太鼓、大倉流大鼓、幸清流小鼓、森田流笛という陣容で、私は金春流以外は経験値がないので、なかなか不安でしたが、序之舞の序の手配りなどは幸清流は幸流と同様なので問題なく、二段オロシの小鼓の手も掛け声が独特で面白く、何度か合わせていると手配 […]