週末は、関西に稽古に行きました。ついでに生田神社に行って詣りました。生田神社は実家の近くなので、馴染みのスポットです。この日は、七五三で賑わっておりました。
生田神社は箙のシテ、梶原源太景季が旗印に手折った梅の木のあった場所です。また、神社の北側には生田の森もあります。ちなみに生田川は生田神社から相当遠いです。昔は生田の森が大きくて、生田川が隣接していたのかも知れません。
箙は大学4年の頃に全国大会で仕舞を舞ったり、昨年ブレーメンで師匠の海外公演の囃子地を謡ったりと思い出深い曲です。シテは若武者なので、OB会でも大体若手にシテが当たる事が多いですね、何度も謡った曲です。
えびらの梅と書いた石。梅の木を撮影しようと思ったら、折節、俄雨の襲来により、退却。
謡曲史跡保存会の駒札がありました。
雨具を準備しておらず、すぐに退却してしまったので、写真はこれくらいです。天気の良い頃に、再挑戦致します。
恒例の御朱印。梅の紋ではなく、八重桜の紋でした。謡曲に親しみがあると、梅のイメージが先行してしまいますが、神紋は桜なのですね。桜の季節に訪れてみたいと思います。