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稽古メモ

  • 2020年12月26日

小鼓の稽古、田村クセ1、船弁慶1

大分寒くなって来ました。 今回は田村クセを2回通して稽古しました。「面白や有難や、の下の句に東北の「裳裾を染めて、と同じ変な節がついており、はて何拍かと考えると迷うので、気にせず打つと良い感じです。あとは上羽の後にいつも通りツヅケを打つと失敗するので、トリが来るぞ、と心の中で念押しするくらいでした。 今回はついでにもう一曲、船弁慶クセを打たせて頂きました。 予習していませんでしたが、なんとか経験で […]

  • 2020年12月25日

大鼓の稽古、枕之段2、駒之段1

今月の稽古も稽古場の時間ぎりぎりで飛び込むことができました(汗) 枕之段は前回ご指導頂いた、下の句を運ぶ点を意識しましたが、録音を聴くとまだ並んでいる感じです。他、扣の掛け声の使い分け、ヤドメ、など前回よりも多少進歩したと思います。 駒之段も一通り打たせて頂きました。刻カケでカカル部分は掛け声を意識すると良いそうです。こちらも録音を聞くと確かに運べていないですね。 間の手の類で、ヤ声をどう引くか、 […]

  • 2020年12月10日

大鼓の稽古、枕之段1

 久々に更新。前回は枕之段を稽古し、一応クリア。  次回の稽古は、もう一度枕之段を浚った後、駒之段に進むことになりました。  通常の扣と、ヤドメの場合とで、掛け声の出し方は変えた方が好ましいようですので、次回はこの点を意識したいです。  新しい手は、刻カケ、刻カケトリアル曲ドメ、ツクス間、頭三ツ、打放、ヲクリです。  刻カケは五拍を越す手で、小鼓の手所と合うことが多いです。駒之段「名月に鞭を上げ、 […]

  • 2020年11月18日

小鼓の稽古、東北クセ1

先週は小鼓の稽古あり、東北クセを習いました。 今回は重さで腕が吊ることはなかったです。徐々に体力がつくと嬉しいのですが。 新しい手は五ツノ手(いつつのて)と、ツヅケ扣(つづけひかへ)となります。 小鼓は上羽の二クサリ前に手を打つのが原則で、どんな手を打つかは曲によります。 五ツノ手は選択肢の一つで、主に静かな曲に打ちます。三番目の限る訳ではないようで、松虫などにも打ちます。 この手は小鼓各流ともに […]

  • 2020年11月15日

大鼓の稽古、鮎之段1

先週の大鼓の稽古では、鮎之段を習いました。 鮎之段は宝生流には仕舞がありますが、、とはいえかなりマイナーな類の小謡で、滅多に謡わないです。 国栖の一小段で、前半の見どころの一つなっています。謡いは七クサリしかないので短いですが、短い故に囃子の稽古には適しているのでしょう。 手としてはコスカシラトメという手があります。 このトメはコスカシラから続いてヤドメになるという、あまり見たことのない納め方にな […]

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