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別会

  • 2020年10月28日

宝生会 秋の別会能、楊貴妃

楊貴妃自体が初見なのですが、謡本によると、玉簾の小書がつくと九華の帳を表現するために、作物宮の前と左右三方に胴箔の葛帯を十二本づつ下げる。とあります。本数も決まっているようですね。 いつも通り感想と言うよりは出来事の羅列ですがメモ。 楊貴妃 玉簾 流れとしては、、、 ワキは方士(仙術の使い手)であの世に行き来できる能力があり、楊貴妃の魂のありかを求めて蓬莱宮にたどり着きます。所の者(アイ)に楊貴妃 […]

  • 2020年10月28日

宝生会 秋の別会能、鶴亀

春に続いて別会を観に行きました。曲は鶴亀、楊貴妃、絃上ですがそれぞれ小書付き。いつも通り、気づいた点をメモ。 鶴亀 曲入 シテ:高橋亘 鶴:出雲路啓 亀:水上嘉ワキ:高井松男 ツレ:則久英志 野口琢弘アイ:野村万之丞笛:藤田貴寛小鼓:観世新九郎大鼓:佃良勝太鼓:徳田宗久地:小林与志郎 田崎隆三 登坂武雄 今井泰行 水上優(笛は一噌庸二師から藤田貴寛師に変更があったのではと思います) 狂言口開けです […]

  • 2020年3月23日

宝生流、春の別会能

予定が雲散霧消する今日この頃ですが、昨日は宝生流別会に行って参りました。 鷺 装束付には白綾、また白箔を着付けに着とありますが、着付けは淡黄蘗のようでした。完全な白色を遠慮しているのでしょうか。 ワキが活躍する曲で、子方も大変なのですが、主眼はやはり鷺の乱。笛は一噌。森田流では初段にヒシギがあるのですが、一噌では吹かないようでした。あるいは若鷺と老鷺の区別があるのかもしれません。 舞は実質四段で、 […]

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