頭の中で舞う

週末は近所の河原で、これまでに習った笛を一通り浚いました。
一人で稽古する場合、地を何巡吹いているのかが分からないという問題があります。
私の場合は、頭の中でシテの位置を想像しながら吹かないと、寸法が分からないです。
早舞は中と干中が同じなので、ますます頭の中でシテに舞ってもらわないと困ります。


会釈がある場合は簡単で、例えば自分で太鼓(金春流)を会釈いながら唱歌を唱えている場合は、掛は短地を打ち終わったあとの干で上ゲれば良いだけなので寸法は気になりません(宝生寸法)。
初段、二段は長地系を打ったあとに、高刻切アト刻3ツとか4ツと少ないので、刻の数を数えなくても上ゲる譜(呂中干)を知っていれば、簡単に上ゲられます。
三段は高刻ハネのあと、大小の地頭打下を打つようにしているので、打上の寸法も特に失敗しません。

同様に大小で会釈う場合、私は幸流、葛野しかわからないのですが、この組み合わせは綺麗に手が合うので、何も考えなくても所定の寸法で会釈えます。


考えてみると、太鼓や大小を自分で会釈いながら唱歌を唱えているときは、シテを想像していないようです。
笛単体の場合にのみ、シテの動きを想像しているようですね。
馴れると何も考えずとも、定格で吹けるのでしょうか。先は遠いです。

やまだ
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