- 2020年11月15日
大鼓の稽古、鮎之段1
先週の大鼓の稽古では、鮎之段を習いました。 鮎之段は宝生流には仕舞がありますが、、とはいえかなりマイナーな類の小謡で、滅多に謡わないです。 国栖の一小段で、前半の見どころの一つなっています。謡いは七クサリしかないので短いですが、短い故に囃子の稽古には適しているのでしょう。 手としてはコスカシラトメという手があります。 このトメはコスカシラから続いてヤドメになるという、あまり見たことのない納め方にな […]
先週の大鼓の稽古では、鮎之段を習いました。 鮎之段は宝生流には仕舞がありますが、、とはいえかなりマイナーな類の小謡で、滅多に謡わないです。 国栖の一小段で、前半の見どころの一つなっています。謡いは七クサリしかないので短いですが、短い故に囃子の稽古には適しているのでしょう。 手としてはコスカシラトメという手があります。 このトメはコスカシラから続いてヤドメになるという、あまり見たことのない納め方にな […]
先週末は台風が近づいておりましたが、関西に稽古に行きました。 関西は意外に穏やかな天気で、浜松の方が天気が悪いくらいでした。 大鼓の稽古では、前回に引き続いて高砂待謡を稽古しました。 打出し、三地、ツヅケノコス、カシラ二ツという手が初出です。 ツヅケノコスは四ノツヅケ系統の手ですが、ハア頭に前置する手のため下の句を切り捨てています。下の句を打たずに残しておくということでツヅケノコスの様ですね。いわ […]