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橋弁慶

  • 2017年9月14日

橋弁慶のカシラ越イッセイ

 10月1日に京都の大江能楽堂で、師匠の社中会があります。私は橋弁慶の舞囃子を出させて頂くことになりました。  橋弁慶の舞囃子は本来、宝生流にはないのですが、近年作られた?そうです。「既に夜を待つ時も来て~「呆れ果ててぞ・・・が寸法になります。  師匠には、橋弁慶のイッセイ(カシラ越)が好きなので、イッセイの前からできないか相談したのですが、イッセイを入れるには能を出すしかないとの事でした。  カ […]

  • 2017年2月7日

橋弁慶の謎

   今日は橋弁慶の謎を一つ紹介します。    橋弁慶の後場で、子方が登場して早々に「母の仰せの重ければ」とかき口説きますが、一体母の仰せとは何なのか、宝生流の謡本では不明です。 しかし観世流橋弁慶の小書「笛之巻」に、その答えがあります。この小書では常の前場が全く違うものになります。掻い摘むと以下のあらすじとなります。    鞍馬寺で学問に励んでいるはずの牛若は、五条の橋の上で夜な夜な人斬りを働き […]

  • 2017年2月6日

橋弁慶の稽古

 師匠に橋弁慶の舞囃子を出すお許しを頂いたので、これから毎日謡の稽古に励みたいと思います。  私はシテを勤めますが、子方は私が最も信頼している後輩が勤めてくれるので、厳しい稽古が出来そうです。

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